血管撮影装置は狭心症・心筋梗塞や、閉塞性動脈硬化症などの動脈硬化のカテーテル検査・治療だけでなく、不整脈のカテーテル検査・治療、ペースメーカー治療の際に使用し、循環器診療において非常に重要な位置をしめています。
当院の血管撮影装置は最先端技術を集結したフラットパネル・デジタルディテクタ搭載血管撮影装置です。画像が鮮明であり、動脈硬化病変の繊細な状況まで表現が可能です。そのため、血管造影に使用する造影剤の使用量を少なくすることが可能であるだけでなく、放射線被爆量の軽減をはじめ、検査にかかわる身体的な負担を減らすことが可能です。
また治療に使用する医療機器も血管内超音波装置、大動脈内バルーンパンピング、経皮的心肺補助装置など緊急時にも対応できるように万全の準備を整えています。
また、カテーテル室は壁・床を木目模様にしてあり温かみのある雰囲気とし、少しでも患者さんの気持ちがリラックスできればと考えています。
カテーテル室では医師、看護師、放射線技師、臨床工学技士といった様々な専門的なスタッフがともに協力しあいながら最新の医療を安全に、患者様が安心して受けられることを心掛けています。