動脈が肥厚し硬化した状態を動脈硬化といいます。動脈硬化によって血管は狭窄・閉塞し血行障害をおこします。血行障害により末梢への血液の流れが悪くなり、冷感・しびれ・疼痛 さらには壊死などの症状があらわれます。動脈硬化にはLDLコレステロール(俗に悪玉コレステロール)が大きく関与します。そのLDLコレステロールを取り除くことで血行状態の改善をはかる治療法をLDL吸着療法といいます。
治療方法は血液を抜くためと返すための針を2本刺し血液中にあるLDLコレステロールを吸着器で吸着します。それにより【ブラジキニン】という物質が生産され末梢の循環を改善させます。治療時間は2~3時間を要します。